「びっくり!びっくり!ビックリリアン」(7月7日編)

待ちに待った7月7日。プログラム当日を迎えました。
14:00~の開始前に、参加者はボランティアルームに集合後、手洗い。
最終チェックや運び込む物全部を消毒。
そして、こども病棟へ移動して、感染管理講習会を思い出して、もう一度手洗いをしました。

本日は、いるか組さんの日。
いるか組さんは、感染症によわく長期間入院しているこども達のグループです。
ビックリリアン・チーム全員、マスクを着用しての活動となります。
こども達は4歳~25歳までの7名、ご家族1名が参加してくれました。
名前&好きな食べ物を伝える自己紹介の後、
リリアンチーム・企画者の長谷川さんからリリアンの編み方を伝えるとき、
ボランティアスタッフがこども一人にひとり付き、寄り添いながらリリアンを編むことに挑戦。
けいこ山▲は、大きなリリアン編み機(ビックリリアン)を使って、デモンストレーション。

こども達は、一度コツをつかむとドンドン編み上げていきました。
それを見ていた大人のほうが、みんなびっくり!
皆、リリアンに集中して沈黙が続く時間がありましたが
和やかな空気が流れて、あたたかな雰囲気がプレイルームを包んでいました~。
看護師さんがこども達のリリアン制作を見にきて、「才能発見!すごいなぁ」と驚いたり、
プログラム終了後も、病室でリリアンを編む姿が見られたと
病棟保育士さんより報告をいただきました。

参加したボランティアスタッフの感想は・・・
「男の子たちが意外にも作り始めると集中して、長くてりっぱな作品を作り上げてくれたことに驚きました。
リリアンを通して、こども達とコミュニケーションが深まり、すごく楽しかったです。」
リリアンで、人と人とがつながる瞬間を実感したように感じますね。

「時々、作業中にしんどそうな子がいたので、時々休むよう声かけしながら、ゆっくり進めた」
 治療中のこどもへの配慮がうかがわれます。

プログラム開催前、自分自身の入院経験を元に、このプログラムを考案したけいこ山▲から
「『びっくり!びっくり!ビックリリアン』では、こどもたちにも“病院も楽しい場所になり得る”と
思ってもらいたいです!」という思いを抱いていると、聞いていました。
その思いは、きっと、こども達に届いたでしょうね♪



こども病棟に貼らせてもらった「びっくり! びっくり! ビックリリアン」のポスター


大きなリリアンを編む「けいこ山▲」とみんなの様子

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