大阪科学技術センターがやってきた!

今日は、ぼくたちの病院に
テクノくんがやってきたことを教えるね♪
『ふしぎがいっぱい!科学の実験』

すごく、わくわくして、まってたよー!
センターのお兄さん、白衣を着てて本物の
科学実験が病院にやってきたんだよ!
初めは緊張してたけど、
モニターで、説明してくれて
なぜ、そうなるのか、次は目で見えるように
実験してくれるんだ。



液体窒素の実験。

みんな、知ってたぁ?
液体窒素の温度は、-196度なんだって!
何でも凍っちゃうよね。


バナナはトンカチにして釘を打ってくれたよ。
 
つぎは、エジソンの電球の実験。
この炎は、金属の棒の先に、シャープペンの芯が付けてあって、
それが、燃えてるんだよ。   



そして、空気に重さはあるのかな?
あるんだって!空気1㎠→1㎏
丸いお椀の形の鉄の塊みたいな道具(マグテブルグの半球)を
ふたつ、くっつけて中の空気を抜いたら
 どうなるか・・・。
おとながふたりでひっぱりっこしても、外れないよ!!

そして、
こども病棟の為にだけ、特別の時間も作ってくれたんだよ。

そこで、
こどもたちは、看護学生のボランティア
「あそぴーす」の人たちに手伝ってもらって、
看護師さんや、保育士さんと一緒に、
科学実験に参加することができたんだ。
お兄さんがもってる、
なが~いバルーン、これも
液体窒素に入れちゃうの~?

バルーンは液体窒素の瓶のなかで割れなかったよ!
みるみるちぢんで、瓶から出してあげたら
ぷくって、膨らんできて元通り・・・!

空気って、-180度以上で冷やすと水になっていく
んだって!

だから、割れなかったんだね。
よかったぁ。

最後は、
お待ちかね!

空気砲

                                                                            

すごく大きな輪っかが飛んで行ったよ。
そして、こども病棟のお友達は、サプライズなお土産をもらったんだよ!

・穴から光をのぞくとキラキラに見える分光シート。

・ひも付きのおはしは、知恵の輪のように、考えるもの。

・スプーンの描かれた紙は、トレーシングペーパーっていって、手のひらに

のせると蒸気をすって、スプーンが曲がったりする。

楽しい時間を過ごせて、みんな大喜び!

※入院している病院に、科学実験がやってきてくれるなんてすごい!
入院しててよかった。
※退院したら、子どもを連れて一緒に大阪科学技術センターへ遊びに行く!
※こんなん、初めて見たわ。おもしろかった!
※テレビで見た事あるけど、実際に見たのは初めて、面白かったわ。
※手品がおもしろかった!
※冷たいのにボールや風船入れたのがおもしろかった。
※お部屋から出てこられないこどもたちも、お土産をもらって、
お部屋で楽しんでいました。ありがとうございました。

                    *患者さんの感想より


どう?

楽しかったでしょ?

センターでは、もっともっと、たくさんの実験があるんだって!
きみも、一度、大阪科学技術センターに遊びに行ってごらん。
たくさんのわくわくに出会えるよ、きっと・・・。



            

             

           

☆続・びっくり!びっくり!ビックリリアン

こんにちは!

磯山けいこなおこです。

8月30日(金)
こども病棟にて巨大なリリアンを編み編みするワークショップ、

その名も「びっくり!びっくり!ビックリリアン!」を行いました。


          
夏休み終了間際ということで、いるか組さんらっこ組さん共、

多すぎず少なすぎずでゆったりまったりなリリアンタイムが流れました。


集まってくれたこどもたちは

「何するん?」「難しい?」「できるかなあ?」

と、ワクワクとハテナが入り交じって少しソワソワ。

あいさつと全員の自己紹介から始まり、アーティスト・けいこ山▲より

編み方の実演・説明の際にはみんな食い入る様に見入っていました。
  
まずは全ての爪にくるっくるっと毛糸を巻いて一周。

次に二周目の毛糸をくぐらせて一周目の毛糸を爪から抜いていく。
  
  
あとはひたすらその繰り返し。編めば編む程、成長していく。

それが、リリアン。

「なんだか、できそう!!?」そんな表情が見えてきたところで・・

さあ、いよいよ!

特大リリアン機を使って実践。

初めは怖々毛糸に触れていた手も、爪を三つも進めばもうプロの様に滑らかに動きます。
しっかり自信のついたところで、それぞれお気に入りの編み機での制作にかかってもらいました☆

引き続きビックリリアン機でどんどん編む子、ペットボトルリリアン機でどんどん編む子と

それぞれの個性でひたすらリリアン作品を仕上げていました。

  

開始前「不器用やからなあ」とつぶやいていた子も編み出すとぐんぐん伸びてくリリアンチューブ。

色にこだわり、質にこだわり、長さにこだわり、用途にこだわり・・・

この日に退院する子もいましたが

時間ギリギリまで精一杯リリアン作品に取り組んでくれました。


また、病室での参加を希望してくれたお友達には

保育士さんがレクチャーに回って下さり、

とっても丁寧ですばらしい出来上がりを見せてくれました!

  

「 大人でも子どもでも、高齢者でも不自由なところがあっても、

それぞれのペースで編めるビックリリアンならば

それぞれの楽しみを見つけて有意義な時間を過ごせるものだと

再確認しました。」
と、アーティスト・けいこ山▲。
今回参加してくれたこども達もまさにそれを体現してみせてくれたのでした。

 
この度のワークショップ開催にあたり

ご協力いただきました看護士さん、保育士さん、コーディネーターさん、

そして一生懸命楽しんで取り組んでくれたこどもたちに

心より感謝申し上げます!!

ありがとうございました☆★