夏のリリアンは、ペットボトルを利用してメッセージをいれるちいさな袋をつくりましたが、
冬のリリアンは大きな編み機でどこまでもどこまでもながーーーく編んでみよう!というプロジェクトです。
2台の大きな編み機をみんなで交代しながら編みました。
大きな編み機にはキャスターがついていて、少し編んだら編み機を回転させながらすすめていきます。
この編み機は径がとっても大きいので、編み進むのに時間がかかるはずなのですが、
編み機の爪も使う毛糸もビッグサイズで編みやすいのか、
ころころとキャスターを動かしながらの作業が楽しいのか、
ビックリリアンにはまるこども達が続出!けいこ山▲もびっくりの速さで編む子や、
一人で大きな毛糸のカセ(かたまり)を4つも編んでくれた子もいました。
(長さを確かめるけいこ山▲。毛糸の重たさずっしりで、こども達の意気込みが伝わってきます)
こども達がビックリリアンに取り組んでいるあいだ、そのほかのこどもやお母さんたちはペットボトルでリリアンを楽しみました。おそろいでチューブを二つ編んで、こども用のレッグウォーマーをつくったお母さんも!
(お母さんも熱中・・・☆)
(特製レッグウォーマー!)
ワークショップ中は編むだけではなく、編んだリリアンがどれくらい長くなったか延ばして確かめたり(編んだリリアンの上を歩いて何歩分か数えて、目が見えない「けいこ山▲」さんに報告!)、ビックリリアンの中に入ってみたりという遊びをしました。
長く編んだリリアンは、2010年の秋に病院の1階で展示をする予定です。こども達の力作を見に来てくださいね。
報告□■□企画者 長谷川みずほ
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■企画者・プロフィール
長谷川 みずほ
同志社大学文学部卒(美学及び芸術学専攻)。インターメディウム研究所修了(アートマネジメントコース)。2008年 写真展「好奇心星人の冒険」(應典院)の企画・運営。大阪市大病院にてワークショップの企画・サポート実施多数(しだいテレビ)(紙漉きワークショップ)他。
■アーティスト・プロフィール
けいこ山▲(山村 景子)
大阪芸術大学美術学科卒(立体コース)。2005年 国立民族学博物館「きのうよりワクワクしてきた。−ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たちー」展でのワークショップ。2005年 アートコートギャラリー「Art Court Frontier2005 3」展での作品展示。 2008~09年NPO DANCE BOX循環プロジェクト「≒2(にあいこーるのじじょう)」での舞台美術・出演など。全身性エリテマトーデス(SLE)患者で、視覚障害・肢体障害をもちながら、様々な芸術表現を行っている。
■アーティストサポート・プロフィール
磯貝 直子
大阪芸術大学美術学科(立体造形コース)卒業現在、大阪キリスト教短大にて美術の助手、児童絵画・造形教室「こどものアトリエ」を運営2008~10年NPO DANCE BOX循環プロジェクト「≒2(にあいこーるのじじょう)」での舞台美術・協力。
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